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コラム

電気が作られて家庭に電気がいくまでの流れ

2019年1月8日   文 スタッフ-hayashi

電気 電力 家庭

電気が作られて電力として家庭に届くまで、その長い旅を徹底解説

家庭においては、コンセントにプラグを差し込めば簡単に電気を使用することができます。

その一方で、各家庭で使用される電気は、どこで作られてどのように届けられているのでしょうか。

今回は、電気が作られて各家庭に届けられるまでの流れを見ていきます。


・電気は発電所で作られる

各家庭で使用される電気は発電所で作られます。

日本の供給電力の大部分を占める主な発電所としては、水力発電所、火力発電所、原子力発電所があります。

これらの発電所で作られた電気は、当初は約数千V~2万V程度の電圧ですが、発電所に併設された変電所において、約27万V~50万Vの高い電圧に変電されます。


・作られた電気は変電所で変換される

変電所は電気の電圧を変更するための施設です。
発電所で作り出した電力の電圧を、変電所において高い電圧に変換する理由は、電気を各家庭に効率よく届けるためです。

発電所で作られた電気は電線によって運ばれますが、電線では電気に対する抵抗が生じます。

電線の抵抗によって、電気は運ばれていくうちに熱などの他のエネルギーに変化して失われることになります。

作られた電気が途中で失われてしまうと、電気を効率よく運ぶことができなくなります。

変電所において一旦高い電圧に変換することで、電気を抵抗によって失われにくくして、送電のロスを抑制するという仕組みです。


・家庭に届くまでに複数の変電所がある

高い電圧で電気を運べば抵抗によるロスを抑えることができますが、そのままでは電圧が高すぎるため、一般の家庭では電気を使うことができません。

そのため、発電所から各家庭に電気が届くまでの間に、何ヶ所かの変電所が設置されています。
各変電所において、電気の電圧は段階的に下げられていきます。

複数の変電所を通じて電圧を少しずつ下げる理由は、できる限り電気の消費のロスを少なくし、長い距離を効率的に送電するためです。

一次変電所、中間変電所、配電用変電所などを経て、電圧は6600V程度まで下がっていきます。


・電気は最終的に各家庭に供給される

6600V程度まで下がった電力は、電信柱に備え付けられた柱上変圧器という変圧器において、最終的に100V〜200V程度に下げられて各家庭に供給されます。

電気が流れる速度は光の速さとほぼ同等なため、発電所で生まれた電気が家庭に到達するまでの時間は一瞬です。

その一瞬のうちに、電気は発電所からの長い旅を経て、私たちの家庭に届けられます。