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コラム

水力発電と小水力発電の違い

2019年7月4日   文 スタッフ-hayashi

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再生可能エネルギーによる発電といえば皆さんはどのような方式が浮かび上がるでしょうか。


太陽光発電や風力発電が代表的なものとして思い浮かべる人が多いのではないかと思います。


しかしそれらよりも発電効率、安定性に優れかつ技術的に確立されているものとして水力発電があります。


水力発電といえばダムの建設を伴う大型のものが想像できますが、最近では小型の小水力発電というものが登場しています。


今回は水力発電と小水力発電の違いについて利点はほぼ同じですので欠点を中心に説明したいと思います。


小水力発電 水力発電 再生可能エネルギー


水力発電の欠点 水力発電にも他の発電方式と同じようにダム式を始めとした複数の発電方式がありますが、基本的にはダムの建設を伴う仕組みが一般的となっています。


ダムの建設は必須といえる水力発電ですが水力発電の欠点の多くもここに集約されています。


まずダムの建設には莫大な費用が掛かり、建設時間も長期間必要となることから初期コストが非常に高いことが1つ目に挙げられます。


もう一つは環境に対する悪影響が強いということが挙げられます。


何故かというと、ダムが水を塞き止めることによって本来河川に流入するはずだった水が少なくなり、流水量を少なくしてしまうこと、ダムそのものが本来陸地だった場所をため池にして地形を変えてしまうためです。


しかし上記の2点も十分な問題点ですが、これらよりも深刻な問題が建設できる場所が日本にはもう無いということです。


小水力発電 水力発電 再生可能エネルギー


小水力発電の欠点

小水力発電は農業用の用水路にも建設が可能で建設地には技術的には困らず小型であるため地形を変えるようなことはありません。


設備自体の欠点は砂や落ち葉のよう異物排斥装置等の基本以外の設備に掛かる費用の割合が水力発電と比べると相対的に多く、また維持費の負担が相対的に大きくなることぐらいとなります。


ただこの設備の最大の欠点は水利権の問題です。


法律の改正が追いついていないために小水力発電でも通常の水力発電所建設と同程度の煩雑な手続きが必要となっており、現状では労力的なコストが不必要に高くなっています。


両者の将来性 再生可能エネルギーの中では最も安定性に優れ有望な水力発電と小水力発電ですが既に建設のできる場所のない水力発電には残念ながら将来性はあまり期待できません。


対して小水力発電は建設候補地が豊富にあり水利権の問題はあるもののこれは法律の古臭さが原因となっていることから今後の改善が期待できるため小水力発電の将来性には期待が持てるのではないかと思います。