マイクロ水力発電 
Tweet省エネ機器の誕生!
2021年注文開始!発売予定価格
980,000円
不具合などございましたら、設置後3カ月間は無償で交換・修理対応させていただきます。
※この製品には水車・発電機の他に発電した電気を使用目的に合わせて使えるようにするために制御盤が必要です
性能
設置場所:浄水場・工場などの排水・循環水
使用目的:自家消費として照明や動力源に使用、売電して収入を得る、EVの充電に使用など
各種プラントや大規模商業ビル、空港・駅などの公共設備などの配管残圧が利用できる場所でしたらどこでも設置可能です。
投資としてお考えいただく方が増えています。
サイズ: 幅280×奥行280×高さ560㎜(発電機含む)
タイプ:フランシス水車
型式:C1K460-VFR-1RS
発電出力:0.2~2.7kw
想定流量:5~25L/s
流速:2~8m/s
水車回転数:450~1200rpm
有効落差:4~24m
材質:S25C、FC200、A5052
取付配管径:Φ65~ (圧縮して接続)
今までのマイクロ水力発電の課題を解決
①設置コストがかかる(数億~数十億円)
→総設置コストを100万円以内におさめました。
②配管などに設置できるマイクロ水力発電では費用回収に時間がかかり採算が合わない
→費用回収に売電した場合、「3年」、自家消費しても「5年」で回収が可能になります。
③設置場所の条件に合った水車をオーダーメイドで造る必要がある
→小型タイプを必要条件に合わせて、導入数を調整することが可能。制御システムは1つにまとめることも可能ですので、1個当たりの価格はより低コストになります。
④一般河川などでは水利権の申請に時間がかかる
→浄水場や工場などの配管については、水利権が必要なく設置が容易になります。
CORE TECHNOLOGY
流体解析技術
流体解析シミュレーションソフトウェアを導入し、水の流れに合わせた最適な水車、ケーシング設計をしております。
現在、AI・IoTを活用した水車羽角度の最適化を進めております。
マイクロ水力発電の開発経緯 2013年~
2013年の東日本大震災の時、私(代表:林)は神奈川県に住んでおりそこでも大きな影響がありました。
町のインフラが崩壊し、電気が足らない状況に・・・
その上、東北エリアでは原発による被害が起りました。そこで感じました。
日本の電力インフラは原子力・火力発電などの大規模な発電所から送電されており、1つ事故などが起れば一帯が電力供給できないといった状況になってしまう。
また原子力に関しては事故によって命の危険性が広範囲に及ぶ。
それらの問題を解決するには小規模で安定した電力供給ができる分散型発電システムが必要と考えました。
その時私は製造業に努めており何を開発するにもお金がなかったため、倒産した企業の機械を仕入れアベノミクスにより景気が回復するにつれ機械を販売し、それらの利益を開発資金に投じました。
その間エネルギー問題を基礎から勉強し、将来どのような発電が良いのか、まだ使われていないエネルギーはないのかを考えていました。
そこで歩いているとき、ふと川の水は使えないのかという発想にたどり着きました。
しかし川には河川法などの水利権の問題があり断念しそれらの問題がない浄水場、工場排水をターゲットとしました。
その後開発メンバーを募り、試作機を何台も製作しました。 そこで誕生したのがこちらの水車「C1-VFR-1RS」です。
今まで設計において数多くの失敗がありました。
はじめはサイクロン方式(ダイソンの掃除機などでゴミと空気を分離するしくみ)を取り入れ、きれいな水とゴミを取り除き、なおかつ発電もできるといった発想がありましたが、ゴミ詰まりや実際の発電出力がまかなえないという問題があり、原理原則の面から再度一から考え直しました。
その後、浮力を使って水位の変化があっても常に発電し続けられるアーム式の水車をできないかという意見がありましたが、開発コストがかかりすぎてしまいました。
その他にも様々な案がありましたが、実際に製品としてお客様に使ってもらえるようにするには多くの壁があり、商品開発の難しさを感じました。
今は大学や三重県などからも技術面、開発資金面でアドバイスをいただいております。
水車部分
開発だけでなく、多くの施設、自治体、工場、道路公団、温泉地などヒアリングをおこない、どこにどれぐらいのコストで設置すればニーズがあるのかをとことん調査してきました。
またクラウドファンディングや補助金により資金調達もしてきました。
多くの方のサポートがあり完成した試作品が上の写真となります。
現在、組立作業が終わりランナ形状の最終調整をしています。
「中小企業等特許情報分析活用支援事業」に採択され、過去の特許技術を最大限活用しております。
2021年は特許申請にあたり準備をしております。
初期導入費用の回収期間について
年間の収益計算は以下の通りです。
発電出力(~2.7kw)×稼働時間(時間×日数)×稼働率(メンテナンス時など停止している場合などがある)×電力単価(15~34円※自家消費、売電によって変わります)=年間収益(円)
例えば1例として以下のようになります。
発電出力2kw×稼働時間12時間×360日×FIT売電単価34円≒年間収益30万円
上図は「自家消費した場合」と「売電した場合」に分けてどれぐらいの期間で最初の導入費用が回収できるかをあらわした表です。
※こちらは年次メンテナンス費用なども含めて計算しております。
売電した場合では4年程、自家消費した場合では6年程で初期費用が回収できると考えています。
その後は利益を出し続けます。
国・県・市などから導入費用の1/3~1/2を補助いただける支援制度などもございます。
そちらをご活用いただければ、より早く導入費用の回収につながります。
また水車は耐久性が高く消耗品の交換はありますが、本体は20年以上もちます。
私たちもマイクロ水力発電が他の太陽光発電や風力発電よりも優れていると単純に比較できるとは思っておりません。
現場によって最適な発電方法が違い、中にはマイクロ水力発電よりも太陽光発電、風力発電がよい場合もあると思います。
設置するにあたり検討するエネルギーが再生可能エネルギーであり、分散型の発電方法になることを願って今後も開発を進めていきたいと思います。
導入やご質問はこちらよりお問い合わせください。