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2016年1月19日 火曜日配信  文 スタッフ-nakayama

設計を形に!旋盤で望み通りの型を作るために


旋盤は、円筒形の材料を回転させ、刃物(バイト)を当てることで加工をする機械ですよね。
様々な特殊な形を製作するためには、数種類あるバイトも適切なものを選び、
また、回転数や切り込み等のパラメータをきちんと設定することが必須です。
また、削り方は、職人の技がものを言うところであり、熟練の旋盤工になるにつれ、
難易度が高い部品加工を製作することが可能になってきます。  
1日1日の積み重ねが何十年になる熟練工に早くなるために、日々の作業で出てくる
「ちょっとした事だけど、大事なこと」に着目してみたいと思います。

設計者が意図する図面と、旋盤工が読み解く図面の違い

機械設計・加工において、よくあるパターンは、設計をする人は設計のみを行い、
加工を行う人は加工のみを行うという分業化ですよね。
作業効率を上げるためにも、またそれぞれの技能を培うためにも、
このような分業は論理にかなっているものであり、また設計者、加工者の双方においても
専門性を高められることから、広く受け入れられている体制ですよね。
同じ図面をみた場合でも設計者が見るアングルと、
旋盤工が見るアングルは違っている場合があります。
それはそれぞれが重点を置くポイントが違う場合があるためです。
よって、加工しにくい設計図というものもあり、旋盤工を悩ませることもあるでしょう。
逆に、設計者からは意図が十分に旋盤工に伝わらず、歯がゆい思いをすることもあるかもしれません。
そのようなことを避けるためにも、両者のコミュニケーションが大事になります。
殆どの場合、図面が全てというケースが多いと思いますので、
設計者は十分な情報や指示を図面に含める必要があります。
また旋盤工側はそれを十分に読み解く理解力、またうやむやなところを放置しないという
心がけが必要になります。
旋盤 コラム 機械の転職

使っている旋盤やバイトは、用途に合っているか

旋盤は小さいものから大きなものまで、種類があります。
また、バイトも様々な種類がありますよね。
右片刃バイト、中ぐりバイト・・そして、パラメータの設定に関しても、
回転数や切り込み等、旋盤にある1つ1つの設定が重要になります。
このバイトの選択やパラメータの設定の組み合わせは幾通りにもなりますよね。
この組み合わせパターンが、製作しようとするものに合っていることが最重要になります。
例えば、旋盤の回転数に関しては、製造する対象物を少しずつ加工しながら、
調整することが必要ですよね。
ここの辺りの勘所は、経験を重ねていくしかないと思いますが、今一度、再確認をしてみましょう。
慣れてくると、「これでもいけるかな?」という気持ちが生まれてしまうことがありますよね。
対象物毎に設定を1から見直ししていれば防げたはずの失敗もしてしまうかもしれません。
「経験が足りないから・・」ということではなく、機械を熟知し、
こまめに見直すことも重要なポイントとなります。
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どうでしたか?「日常よくあるある」的な内容でしたでしょうか。
日常の1つ1つの事を大事にし、設計から製造まで1つのチームと捉えて、
素晴らしい「ものづくり」を実践していきましょう!








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