コラム-挑戦しつづける「下町ボブスレー」

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2016年2月10日 水曜日配信  文 スタッフ-matsumoto

挑戦しつづける「下町ボブスレー」


みなさん、「下町ボブスレー」をご存知でしょうか。
度々テレビでも見かける言葉ですので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
「下町ボブスレー」は、そのヒストリーにも注目を集め、ドラマ化までされています。
今回のコラムでは、そんな「下町ボブスレー」についてご紹介したいと思います。

■下町ボブスレーとは?
ボブスレー 製造業 コラム
下町ボブスレーは大田区の中小町工場が中心となり、世界の舞台で 戦うことのできる
国産マシンの開発をしようというモノづくりプロジェクトです。
ボブスレーといえば、冬季五輪の競技種目で、欧米では人気のスポーツです。
氷上のF1と呼ばれ、独特な形状と機構を持つ専用のソリに乗り、 氷が張ったコースを滑走しタイムを競う競技です。
イタリア代表はフェラーリ、ドイツ代表はBMWといった有名企業が ソリの開発競争をしています。
しかし日本では、既成品や中古のソリを調達して改良し、競技に臨んでいます。
時には現地のレンタルのソリでトレーニングをしたり、レースに出場しているのが 現状なのです。
そこで立ち上がったプロジェクトが下町ボブスレーです。
下町ボブスレーは、大田ブランド登録企業を中心とした大田区の町工場と、
その趣意に賛同した企業や大学などが、共同で開発を推進しています。

■大田区、ひいては日本のモノづくりの活性化のため
大田区は戦前からモノづくりの街として栄えてきました。
製造業者のあいだでは「大田区に図面を投げ込めば、翌朝にはモノができている」 と言われるぼど、
“大田区=モノづくりの街”というブランドが定着していました。
製造品の多くは、高度な加工技術を生かした一点ものです。
「いつか大田区の町工場の仲間で一緒にモノをつくりたい」と考えていたという下町ボブスレーの推進委員長。
人的な交流が活性化すれば、もっと仲間回しができ、高価な加工機械や 専門的な知識も共有できると考え、
下町ボブスレーの開発に至ったのです。

■国産ソリによる初の五輪出場を目指した「下町ボブスレー」
ボブスレー 製造業 コラム
下町ボブスレーは、2011年秋に大田区産業振興協会が発案しました。
2012年10月には1号機が完成し、同年12月、全日本選手権で用いられ優勝。
2013年3月、国産そりとして史上初となるボブスレー国際大会出場を果たします。
ソチ五輪への出場を目指し、2013年11月上旬にカナダ・カルガリーで 練習滑走を行いますが、
国際連盟から設計のやり直しを求められ、 改修に取りかかります。
しかし時間的余裕がないとの理由で 日本連盟から不採用の通知があり、ソチ五輪への出場を断念しました。
その後、平昌五輪の出場を目指して日本代表に採用を働き掛けるものの、 2015年11月に不採用となり、
推進委は方針を変えて海外チームでの 採用を目指していました。

■世界に認められた「大田ブランド」
2015年12月、ジャマイカ側にソリの無償提供などを正式にオファーし、
2016年1月中旬にジャマイカの技術担当コーチや選手らが来日。
長野市で滑走テストを行い、ジャマイカ代表の採用が決定しました。
ジャマイカ選手は、「振動が少なくすばらしい」「下町ボブスレーへの期待度は高い」 とソリを好評価し、
選手の改修要望などに即応できる下町ボブスレーの サポート態勢も高く評価しました。
陸上競技が盛んなジャマイカでは、冬季スポーツであるボブスレーへの 財政的な支援は
あまり期待できないそうです。
そのため、ソリやメカニックのチューニングなど、継続的な支援が望めなかった ジャマイカ側と、
もの作りの技術を世界に発信したいが乗り手がいなかった 下町ボブスレー側との思いが一致し、
短期間での合意につながりました。
今後は、米国にソリを運び、各大会に出場して平昌五輪出場に必要なポイント獲得を 目指していくようです。
同時に、大柄な体形のジャマイカ選手に合わせたソリ改良を進め、
その上で10月頃に新型機3機を製作する予定です。
関係者によると町工場では、ほとんど何をつくっているか詳しく話せないそうです。
なぜなら町工場は、たとえ自社の部品が最新鋭の何かに使われていても、 守秘義務があって話すことができないのです。
しかし、下町ボブスレーは町工場の製作物です。みんな大いにPRできます。
もちろん、「あの下町ボブスレーの会社」として知名度があがった会社もあります。
最初は相当の資金を負担することになりますが、社員だけでなく、周囲の町工場の 経営者たちも、
まるで高度経済成長期のように「チャンスの国・日本」に生きている、 という実感をもつようになり、
雰囲気が変わったといいます。
「下町ボブスレー」が、プロジェクトに関わる人たちの意識や、地域の活性化に及ぼす 影響はとても大きいようですね。
五輪で走る下町ボブスレーを観ることができるのを、たくさんの人たちが待っています。








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