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2020年4月15日 金曜日配信  文 スタッフ-hayashi

日本の工作機械産業の概要





・近年、日本の工作機械産業は拡大を続けている。

特に中国を含めた東アジアからの需要が高く、日本の工作機械産業の拡大・成長に大きく貢献している。日本の工作機械産業の概要について解説する。


① 工作機械受注額の推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表している日本の工作機械の受注額は近年約1兆1,000億円~約1兆8,000億円で推移しており、近年は内需及び外需共に増加傾向である。


直近の2018年の工作機械の受注額(内需+外需)は約1兆8,157億円であった。



② 工作機械受注内容の内訳の推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表しているデータでは、工作機械受注額の中で最も割合が高いのは金型などを含めた一般機械であった。


次いで自動車関係(自動車部品等)、電気精密機械の順であった。


直近の2018年の受注額は一般機械が約2,972億円、自動車関係が約2,482億円、電気精密機械が約750億円であった。



③ 工作機械生産額/生産台数の推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表しているデータでは、工作機械の生産額は近年約1兆1,000億円~約1兆3,000億円で推移している。


また、生産台数は約6.7万台~10万台で推移しており、近年は増加傾向である。


直近の2018年の工作機械の生産額は約1兆2,367億円、生産台数は84,803台であった。



④ 工作機械生産額/生産台数の内訳及び推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表しているデータでは、日本の工作機械の種類毎の生産額の内訳は金額ベースでマシニングセンタが最も多く、次いでNC旋盤、NC研削盤、NC専用機の順であった。


直近の2018年の生産額はマシニングセンタ(約4,783億円)、次いでNC旋盤(約2,972億円)、NC研削盤(約1,003億円)、NC専用機(約655億円)であった。



⑤ 工作機械輸出額/輸入額の推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表しているデータでは、日本からの工作機械の輸出額は近年約6,600億円~約9,600億円で推移しており、近年は増加傾向。


また、工作機械の輸入額は約630億円~約900億円で推移しており、近年は増加傾向である。


直近の2018年の工作機械の輸出額は約8,817億円、輸入額は約905億円であった。



⑥ 工作機械輸出先の内訳詳細及び推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表しているデータでは、日本製工作機械の輸出先は中国を含めた東アジア地域への輸出額が最も多く、次いで北米向け、欧州向け、東南アジア向けの順であった。


直近の2018年の輸出額は東アジア向けが約3,557億円、東南アジア向けが約1,340億円、欧州向けが約1,736億円、北米向けが約1,979億円であった。


・出荷台数は直近の2018年は中国を含む東アジア向けが最も多く(37,636台)、次いで東南アジア向け(27,291台)、北米向け(19,493台)、欧州向け(12,047台)であった。


北米向けや欧州向けは東アジア向けや東南アジア向けと比べると輸出台数は少ないが、1台当たりの取引金額は東アジア地域や東南アジア地域よりも大きい。



⑦ 工作機械産業分野の常用従業員数の推移

・一般社団法人日本工作機械工業会が公表している日本の工作機械産業分野に従事している常用従業員数は近年約2.4万人~約2.7万人で推移しており、緩やかに増加している。直近の2018年の工作機械産業分野の常用従業員数は27,348人であった。



※参考文献
・工作機械主要統計(一般社団法人 日本工作機械工業会):https://bit.ly/2sBVEaC




機械の転職
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