コンプレッサーは新品と中古、どちらがお得なのかについて解説します!
販売会社によって意見がバラバラで、本当は新品と中古、どちらの方が安く済むのか知りたい方はぜひご覧ください。
結論から言いますと、中古で買い換えた方が圧倒的に安価に済みます。
その理由を以下の表をもとに解説します。
比較商品:スクリューコンプレッサー 日立 OSP-11M6AN2
こちらのタイプはコンプレッサーで人気の高い日立製。11kW、15馬力の工場などでは人気のサイズで比較したいと思います。
新品の初期導入費用は約1,000,000円(税別)
定期メンテナンス費用は6,000時間、または1年ごとに30,000円(税別)で実施します。※業者によって費用は多少前後します
新品の寿命は、48,000時間、または8年でオーバーホールか買い替える必要がございます。
中古の場合、購入金額は新品の半値以下となります。弊社では同タイプを400,000円(税別)で販売しています。
メンテナンス頻度、費用は新品と同様です。
製品寿命も新品同様のため、中古品購入後、新品に比べると買い替えまでの期間は早くなります。
このあたりで新品が得なのか、それとも中古の方が得なのか、わからなくなる方がいます。
わかりやすいように以下のように表にしました。
上記の結果から、コストの比較をすると8年間の長期で考えると中古の方が1,200,000円(税別)もお得になります。
中古の場合はいつ壊れるかわからないといった心配もよく耳にします。ただし弊社を含め最近の中古機器販売業者はメンテナンスを行い、整備をされてから販売している業者が昔に比べると増えています。
中には売りっぱなしといった業者も聞きますが、販売業者も口コミなどがすぐに広まる時代のため悪い業者はすぐにいなくなることが多いです。
インターネット上で長期(10年以上)販売実績、事業実績があるのかを確認されることをお勧めします。
またコンプレッサーの商品数の掲載が多い販売業者はメンテナンスや整備の実績も多い傾向にあり、何かあっても修理対応が可能な販売業者の可能性が高いため、商品数(常時30台以上など)も確認されると良いかと思います。
中古では買い替え時に同タイプが見つからない可能性がある、といった心配の声もお聞きします。
その心配につきましては、買い替え時にはメーカーにこだわらなければ出力サイズが同等の機器は高い確率で見つかります。また5年も経てばさらに省エネ機器の中古品なども登場し、初回の中古購入時よりも良い性能の中古品が見つかることも多々ございます。
工場の拡張や縮小など、臨機応変にタイミングを見てさまざまな機器を検討できる点も中古のメリットです。
機械の転職では以下のようにさまざまな在庫を取り揃えております。
コンプレッサーの在庫リスト
コンプレッサーに関連してエアードライヤーやエアータンクなどの在庫もございます。エアータンクなどは劣化も少なく中古品で十分と言われるお客様が非常に多い印象です。
また製造業向けエアーコンプレッサーの選び方のページにてセルフ修理チェック項目なども掲載しております。
コンプレッサーに急遽不具合が生じた場合でも、自分で修理できる部分もございます。ぜひ参考にしてみてください。
もちろん新品で買い替えの手間を極力少なくしたいといったニーズもございます。そのような方はぜひ新品を購入いただくことをお勧めします。
今回の内容は、コンプレッサー(空気圧縮機)を購入する際に8年間のライフサイクルコスト(総経費)を新品と中古で比較してみました。新品か中古か迷われている方の参考になれれば幸いです。
その他の機器でも比較してほしい等、ご希望がございましたら以下のお問い合わせ欄よりご連絡ください。
今後もお客様にとって有益となる情報を作成していきたいと思いますので参考にさせていただきます。